韓国特許庁は最近「主に盗用される商標資料集 2016」を発刊した。同冊子によると、選定商標は特許庁及び関連機関での偽造商品摘発件数などをもとに選定したもので、収録商標は下表の通り。
これは特許庁で偽造商品追放活動を効率的に推進するために、商標権侵害の取締り実績などに基づいて国内で主に盗用される国内外商標を整理収録したもので、同商標集に掲載されたからといって、必ずしも周知著名商標と断定することはできず、また反対に、商標集に掲載されなかったからといって周知著名商標ではないと見ることはできない。同商標集への掲載如何によって特別な法的効果が発生するものではないが、掲載された場合、周知性の立証時に有効に活用することができると思われる。
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